滞在シーンStay Scenes

シュガーケインの夜

旅の楽しみ、ブセナならではの美味に舌鼓を打つリゾートディナーを心ゆくまで楽しんだら、
アフターディナーの時間はしっとりと過ごしたい。
華やかなカクテル、軽やかなジャズの生演奏、ヴォーカリストの洒脱な語り…
大人な時間がゆるゆると心を絡めとり、いつしか酔い心地。

カフェテラス「ラ・ティーダ」のエントランスにも
かすかに聞こえてきたライブ演奏の歌声。
その音色をたどって1階へ降り立つと、どっしりと重たい木の扉。
その向こうに、ジャジーな世界が広がっていた。

カウンターではまだ若いバーテンダーがシェーカーを振っている。
カクテルをオーダーしてふかぶかとソファに座りなおすと、
フロアの中央でライブ演奏が始まる。

このファンパブでは、ジャズやポップスのライブ演奏が楽しめるのが売り。
今宵は女性シンガーが艶やかなハスキーボイスで、
洒落たオールドラブソングを歌い始める。

ある夜はトリオのバンドが、軽快なR&Bを聞かせてくれた。
懐かしい曲、流行の歌。この曲は昔、誰かと一緒に聞いた曲。
そんな思い出が曲に合わせて浮かび上がる。

海側に大きく開かれたテラスから、心地よい夜風が流れてきた。
ピアノの音にかすかな潮騒が重なり、サウンドが深まりを増していく。
都会のジャズバーでは聴くことのできない、ここだけの音楽。

昼間の喧騒も静まり返ったリゾートの夜には、大人の時間が流れている。
ジャズのライブ演奏が心地よい時を奏で、グラスの中で溶ける氷の音がそれを追いかける。
店の外では月と星も、漏れ来る調べに耳を傾けているようだ。

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